1990-06-14 第118回国会 参議院 法務委員会 第5号
あるいは、本来有限会社でありながら、取締役個人の責任を追及する、実質無限責任会社というような扱いを法律、裁判面においてせざるを得ないというような現象が多々生じてきたというふうになるわけでございます。
あるいは、本来有限会社でありながら、取締役個人の責任を追及する、実質無限責任会社というような扱いを法律、裁判面においてせざるを得ないというような現象が多々生じてきたというふうになるわけでございます。
政府としては、せっかくの日照権問題について地方自治体やあるいは裁判面で前進があったものを、これで食いとめるというふうな意図はないのですか。
さらにまた悪質な者についての罰則強化という点が加わっているわけでございますが、この罰金につきましては警察官の裁量ではございませんで、警察はこれを送致して裁判面で行なわれるわけでございます。しかし相当悪質な者について処罰が重くなっているように承知をいたしておるわけでございます。 それから警察のその後のやり方が完璧であるかというお話でございますが、私も決して完璧であるとは思っておりません。
○鈴木最高裁判所説明員 ただいま位野木君から説明がございましたので多くつけ加えることはございませんですが、確かに裁判所の固有の事務として裁判事務を尊重すべきで、そうしてそれの職員を増加し、仕事を能率化して、裁判面においてスピードの実をあげなければならないという御意見はその通りで、これに対しては毛頭意見をさしはさむべき点がないと存じます。
これは国内政治といいますか、日本の裁判面なんかで、間違つてだまされれ、九十九人の有罪の人を放つても、一人の無罪の人を罰してはいけないと言います。これは格言ですから、実際問題になると、そんなばかなことはないとは言えるかもしれませんが、これは考えなければならぬ問題だと思う。
また実際の裁判面におきましても、しつかりした保護者があるならば執行猶予できるけれども、現在責任を持つて本人の世話をし、指導するという人がなければ、今までもたびたび微罪が繰返されたという者については、やはり実刑をやらなければならぬという面もあろうと思う。
そういう状態にありますものですから、事実上所長、長官が全部他の裁判官と遜色のない程度に仕事の量を引受けてみずから裁判をやり、みずからそれを通じて、後進を裁判面を通じて指導しろ、こう言いましても事実上やれない面がございます。
○石田最高裁判所説明員 いかにもごもつともな仰せでございますが、裁判所も、裁判面と、それから裁判以外の事務面とございまして、裁判面において法令に違うようなことは、絶対あつてはいかぬわけでありますが、事務面につきましては、やはり一般行政事務でございまして、ややもすると、提出すべき期間中に間に合わなくて出せなかつたというようなこともございます。
これは裁判官から借りたことについては、非常に裁判面の事務に対してそれだけの手数をかけたことになりますが、やはり司法行政事務も裁判所にとつては大切なものであります。これは一般公務員として十分にその能力のある人が出て来た場合においては、裁判所に返すということにしたいと思います。